冬至とは、
一年の間で北半球では昼がいちばん短く、南半球では夜がいちばん短い日のことです。
2019年は12月22日が冬至です。
日本では四季折々、その季節ごとに食べられているものがあります。
「冬至の日には柚子風呂に浸かる」なんて聞いたことがあります。
寒い日は、温かいお風呂が気持ちいいですよね。
私はふと思いました。
地域によって、風習があったりするの?
そんな疑問をまとめてみました。
冬至の食べるものは何??
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よく食べられるものといえばかぼちゃではないでしょうか。
かぼちゃには風邪予防・長寿・厄除け・運盛りなどの効能があります。
昔は今みたいに食材が豊かではなかったため、夏に採れたかぼちゃを保存して食べていました。
採ってすぐに食べるより少し寝かせて食べたほうが、栄養価が高くなりおいしくなるようです。
◆長寿・風邪予防に…
かぼちゃを食べると身体が温まり、身体が温まると免疫力が上がります。
風邪の予防もでき長生きできるとされてきたため、
冬を乗り越えられるようにするための厄除けとも言われています。
ビタミン・β-カロテン・カルシウム・鉄分がバランスよく含まれています。
◆運盛りとは…?
昔の冬至は、かぼちゃと共に「ん」の付く食べ物を縁起のいい食べ物としていました。
「ん」の付く食べ物を食べることによって、
「運」が家にやってくる
「運」を引き寄せることができる
と言われていたとか。
かぼちゃには「ん」がない…?
いいえ、ちゃんとあるんです!
かぼちゃを漢字に変換すると「南瓜」
南瓜は「なんきん」とも言います。
「ん」が二つもありますね。
実はこれ、偶然ではないのです…!
今回はかぼちゃだけの紹介になりましたが、冬至にはかぼちゃ以外にも食べられているものがあります。
まとめて、『冬至のななくさ』といいます。
地域によって冬至によく食べられるものが違う!?
かぼちゃは共通で食べられていますが、そのほかにも、地域別で食べられているものがあります。
◆北海道・東北・北陸・関西地方
いとこ煮
→かぼちゃと小豆を一緒に煮たもの。
地域によっては、根菜類やこんにゃくを入れたりする。
◆山梨県
ほうとう→小麦粉を練り切った太長の麺に、
かぼちゃやにんじんなどの野菜を入れて、味噌汁仕立ての汁で煮込んだもの。
◆北関東
砂おろし
→体にたまった老廃物を出す、こんにゃくを食べる。
「おなかの砂下ろし」と呼ばれていて、体内を清めることを目的として食べられる。
◆沖縄県
トゥンジージューシー
→豚肉、にんじん、シイタケ、かまぼこなどをダシや醤油で炊き上げたもの。
地域ごとにいろんな料理が食べられているんですね!
私は沖縄に住んでいるのでトゥンジージューシーしか食べたことないし、聞いたことがありませんでした。
個人的に気になるのが、ほうとうですね。
いつか他の地方に出る機会があったら、食べてみたいものです。
まとめ
長期保存できて、寝かせれば栄養価が高くなり、風邪予防などの健康面にまでさまざまな
効能があるかぼちゃは、万能な野菜といってもいいではないでしょうか。
柚子風呂で温まり、かぼちゃを食べて健康的に冬を過ごしましょう!
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