前編はこちらからどうぞ♬

成都からラルンガルゴンパまで15時間に渡るバス旅が終了し、次は宿探しへ!
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私の体験記 -ラルンガルゴンパへの道-

宿探し
無事に色達に着いて一安心だけどこの日の宿をおさえていないので、まずは宿探し。
(予想より到着に時間がかかったこと、
標高が高いため気温が低く、身体が冷えてなんだか不安な気持ちが増してきた。。。)
でも幸運にもバスを降りて一本道を進むと宿発見!!
ユースホステルの「色達西渡国際青年旅舍」です。
中に入るとはんにゃの金田似のイケメンお兄さんが対応してくれました。
IDカードを求められたためパスポートを渡すと、
大丈夫だとは思うけど、最近外国人の規制がかかり初めたみたいだから気をつけてね。
と言いびっくりした様子でした。
これだけ海外旅行が主流でも情勢が変わりやすく情報の薄い東チベットならではな感じだな。
とにかく、こんな寒空の下すぐに宿がとれたのは奇跡!
ということでとりあえずゆっくり休むことにしました。
いざ、ラルンガルゴンパへ!!
宿の前の道は少し斜面だったので、2-3歩歩いただけで息切れ。
さすが標高約4000mなだけあるな。
ぜーぜーはーはー言いながらゆっくりゆっくり歩きました。
徐々に空気の薄さにも慣れてきた頃、昨日バスで隣の席だった女の子達が目の前を通過。
声をかけると、
と言ってもらえました。
どこまで良い人なのーーー♡
中国語分からないから非常に助かる。
あとは金魚のフン状態で後ろを着いて行くだけの私。
そして気づけばあっという間にタクシーに乗り場に着きさくさくっとラルンガルゴンパに到着!!
『ほんとーーーにありがとう♡♡』
と伝え彼女たちとは別れました。
ずっと見たかった景色がここにある!
4万以上の修行小屋。
なんだか不思議な感覚。
同じ中国なはずだけどやっぱりここは中国じゃない。
チベットっていう国な気がした。
チベット仏教の聖地であり、ここで学びながら普通に生活しているんだもんな。。。
私は20カ国以上海外旅行をしていますが、どの国へ行っても感じたことのないような世界、空気がそこにはありました。
ここは観光客でワイワイしたり賑やかに過ごすべき場所じゃない気がする。
写真をパシャパシャ撮って観光している自分がだんだん恥ずかしくなってきたので、帰ることにした。
ラルンガルゴンパから宿へ
帰りは色達までのバンが出ているので安心でした。
『このバンはスーダ行きですか?』
と運転手さんに話しかけると(うんうん)と頷きながらバンに乗せてくれました。
なんだか一つ話しかけるだけでもドキドキする。
色達に戻りホッとしたところでお腹が空いたので今日初めてのご飯。
こんな素朴なご飯だけど感動的に美味しかったのを今でも覚えています。
帰りのバスチケットを購入
帰りのバスの予約はバス乗り場で簡単にできます!
でも中国語も自信ないし、英語は通じないだろうから、
はんにゃの金田似のお兄さんにお願いして紙に[明日の成都行きのバスチケットをください]と中国語で書いてもらいました。
その紙を見せると「あー、はいはい」と受付のおばちゃんもちゃちゃっと手続きしてくれました。
ラルンガルゴンパへの道。を振り返ってみて…

2018年現在は規制がかかって入ることができない、とネット情報でみました。
今後入れるようになるのか、二度と外国人は入れないのか、もしバレたら拘束されるのか…そもそもこの景色は残っているのか…?すべては謎に包まれています。
なので今は2016年に『行きたい!』と思った時すぐ行動して良かったと思っています。
こんな世界を実際に見ることができるなんて、本当に貴重な体験です。
今回無事に過ごせたのはすべて現地の方の助けがあってのものでした。
こんなにも親切に助けてもらったのは初めてです。いろんな国に行きましたが親切にしてもらった国第1位は間違いなく中国です!
とくにバスで隣だった女の子たち、はんにゃの金田似のお兄さんには感謝してもしきれません。
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