今までは特別気にしていなかったお彼岸という行事。
という方も多いのではないでしょうか。
この記事ではそんなあなたのために【お彼岸】について詳しく説明します!
あたふたせず、いい嫁でいるためにも事前に知っておくべきことがあるんですよ。
Contents
お彼岸って何をするの?いつ?
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お彼岸とは
お彼岸って言葉はよく聞くけどなんだっけ?というあなた。
「お彼岸」はその家の宗教にもよりますが仏教の世界では、ご先祖様や故人をしのぶためにお墓参りに行ったり、お寺の行事に参加したりすることをいいます。
自然やご先祖様に感謝しましょうという意味合いを持っているのです。
お彼岸はいつ?
「お彼岸」は春と秋の2回あります。
祝日である「春分の日」と「秋分の日」をそれぞれはさんで前後合計7日間のことをいいます。
春分の日と秋分の日はその年によって違うので、「今年はいつだっけ?」と慌てないためにも、先に今年の日にちを確認しておくといいですよね。
2019年は
春分の日は3月21日
秋分の日は9月23日
になります。
お墓まいりに行く時間帯
お彼岸のうち、お墓参りに行く時間はいつでも大丈夫です。
よくお参りは「午前中に行かないとよくない」ということも聞きますが、今はお参りに行く気持ちが大切なので、午後でも大丈夫という考えが一般化されてきています。
お彼岸 どんな時にお布施が必要?相場は?
お布施とは、お寺にお支払いする謝礼のことです。
初めての人にとってはそういうことって不安ですよね。
その家々によって考え方や習慣、お寺との関係によって異なるとは言われていますが、一般的には以下のようだと知っておくと良いでしょう。
お布施の相場
お寺で行われる法要や行事に参加する場合は一般的に3000円から1万円。
個人でお彼岸に法要をお願いした場合は一般的に3万円から5万円個人で、お墓参りのみをする場合には必要ありません。
お布施を入れる封筒
一般的にはお札を半紙で包み、それをさらに奉書紙で上包みします。
最近ではコンビニや文房具店などで「お布施」と書かれた封筒や白い封筒(郵便番号が書かれていない二つ重ねになっていないもの)が一般化されています。
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お布施の表書き、包み方、渡し方は?
お布施の表書き
封筒が出来上がったら、表書きをします。
普通の黒墨のもので、表には「御布施」や「お布施」、「御礼」と書きます。
その下に「田中家」や「田中一郎」と名前を書いておきます。
お金を入れた中袋には、住所や氏名、さらに入れたお布施の金額を書きます。
金額は旧字体で書くのが一般的で、一万円の場合は、「壱萬圓」となります。
注意点
よく結婚式の際の御祝には「新札」を用意しますが、お布施も同じです。
新札を用意して入れましょう。
包み方
そのままお坊さんに渡すのではなく、お布施の入った袋を袱紗と呼ばれる小さな風呂敷のようなものにくるんでお寺に持っていきます。
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お札の顔が載っている方を表面にして入れておけばOKです。
渡し方、渡すタイミング
お寺では「切手盆」という小さなお盆の上に、まずは自分向きに袱紗から出したお布施袋を置き、お坊さんのお経が終わった後、今度はお坊さん向けに持ち替え、お礼を述べた後にお渡しします。
これが一般的な渡し方ですが、宗教やお寺によっては、渡し方も様々です。
渡し方は様々でも、感謝の気持ちをきちんと伝えればきっとお坊さんにも伝わることでしょう。
大きなお寺でたくさんの墓地を持っているところなどでは、事務所で事前にお布施を預かってくれるところもあります。
ざっくばらんに事務所のスタッフなどに相談してみるのもお勧めです。
まとめ
なかなか今までに経験がないことをやるのは難しいものです。
当日あたふたしたり、下手なマナー違反をしたらどうしようと皆あせるものです。
ですが、大切なのは「ご先祖への感謝の気持ち」。
日頃忙しさの中で、あまりご先祖様のことはを気にすることはないかとしれません。
ですが春分・秋分の日ぐらいはお墓参りに行って、感謝しながらあらためていろいろなことを考える日にしてもいいのかもしれませんね。
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