携帯電話の充電器が壊れてしまい携帯電話の機種変更前に買い替えた、という経験をお持ちの方も少なくないのではないでしょうか。
携帯電話の充電コードが壊れてしまう原因は、コードの先が折れたり、コードが曲がったりすることが多いですが、赤ちゃんが舐めて濡れてしまったことで壊れてしまうこともあるのです。
そもそも、電源から繋がっている充電コードの先を舐めたら、感電してしまうのではないかというのも心配です。
今回は、赤ちゃんが充電器を舐めた時の健康への影響や、舐めさせないために今すぐできる安全対策をご紹介します。
スポンサーリンク
Contents
赤ちゃんが何でも口に入れてしまう理由は?
携帯電話の充電コードすら口に入れてしまう赤ちゃん……。
赤ちゃんが何でも口に入れてしまう理由は何なのでしょうか。
3つ理由をご紹介します。
①哺乳反射が続いている
哺乳反射は赤ちゃんが持って生まれた反射神経の一つで、口にものが触れると反射的に口に入れてしまうという行動です。
これは5か月~6か月ごろまで続きますが、赤ちゃんによっては6ヶ月より長く見られこともあります。
②口の中で物を確かめている
赤ちゃんは、目で見たり手で物を触って確かめたりする能力の代わりに、舌に触った感触で物を見分ける能力を産まれた時から持っています。
口の中に物を入れるのは、視力や手の感覚が発達する前に、自分の前にある物の大きさや柔らかさなどを確かめる為なのですね。
③歯が生えてくる前触れ
赤ちゃんに歯が生える時期はバラバラですが、大体3か月から9か月ごろに歯が生え始めると言われています。
この時期は歯茎がかゆくなるので、かゆみを紛らわせる為に口に物を入れて歯茎で噛む行動が見られます。
このように、赤ちゃんは反射反応だったり、歯茎のかゆみを抑えたりするために、自分の近くにある物を何でも口に入れてしまうんですね。
スポンサーリンク
充電器を舐めると感電するの?
結論からいうと、通常の使用状態で携帯電話の充電器の先を舐めただけでは、健康に影響が出るほどの感電になってしまう可能性低いと考えられています。
家庭用の電圧は100V(ボルト)くらいで、そこから充電器に送られる電圧は5V程度です。
5V程度と言われるとかなり電圧が低くなっていると感じますが、電圧よりも身体に流れる電流の大きさが重要です。
条件にもよりますが、死に至る危険性のある電流の大きさは、0.1A(アンペア)と言われています。
実は、5Vの充電器からは、0.5Aから2Aの電流が生み出されるので、感電すれば最悪の場合生命にかかわる事故になりかねません。
しかし、これはあくまで充電器と携帯電話を接続した場合に生みだされる電流なので、充電器単体の先を舐めた場合は、舌先に少しピリッと感じる程度だと言われています。
気をつけなければならないのは、充電している携帯電話を水辺で使用する場合です。
その場合は、最大2A程度の電流が水に流れているので、十分に感電死の危険性があります。
実際に、携帯電話を充電しながらお風呂で使用し、感電死してしまったという事例が世界中で報告されています。
ただ、充電器のコードの先だけでも、例えばコードが痛んでいて絶縁体が破損していた場合は、同じように健康被害が出るほどの感電をしてしまう場合も十分にありえるので、必ず感電しないとは言い切れず注意が必要ですね。
スポンサーリンク
すぐにできる安全対策3選!
充電器のコードを舐めただけでは感電する可能性は低いとお伝えしましたが、舐めさせないに越したことはありませんよね。
そこで、赤ちゃんを感電の危険性から守る、すぐにできる安全対策を3つご紹介します。
①子どもの手の届かないところに置く
子どもの手が届かないところに置いてしまえば、コードを舐めることもありませんよね。
子どもの手の届く高さは1mくらいと言われていますので、それより高いところのコンセントを使用するか、充電時は高い机や棚の上に置いて行うようにしましょう。
ワイヤレス充電器を使用すればコンセントを舐めるという根本的な問題をすべて解決してくれますよ。
②充電時以外はコンセントから抜く
そもそも電気が流れないようにしてしまえば、万が一舐めてしまっても感電の危険はありませんよね。
充電時以外はコンセントから抜いたり、スイッチタイプの延長コードなどを使用すると安心です。
③コネクタキャップ付きのものを使用する
充電コードの中には、コードの先にキャップが付いているものがあります。
充電時以外はキャップをしておけば、口に入れてしまっても感電せずにすみますね。
まとめ
携帯電話の充電器は毎日使うものなので、赤ちゃんがいても安全に、そしてできれば長く使用したいですよね。
是非すぐにできる安全対策を試していただき、コードの破損や赤ちゃんの感電を防止しましょう!
\資料請求でファミリアのバスタオルが貰える!!/
スポンサーリンク