一年の始まりのご挨拶といえば年賀状。
今はメールやSNSで済ませる人も多くなってきていますが、心のこもった年賀状はやっぱりもらうと嬉しいものですよね。
ところで皆さん、もらった年賀状どうしていますか?
数年分は取っておくとしても、ずっと取っておくわけにもいかないし、毎年どんどん増えていく……。
保管場所も限られているし、ある程度溜まったら処分したいものです。
でも、年賀状って住所や写真など、個人情報がばっちり含まれてしまっていますよね。
これ、そのまま処分して大丈夫なの?!
毎年生まれるそんな疑問にお応えすべく、今回は年賀状の適切な処分方法について調べてみました!
年賀状の処分はどうすれば良いの?
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年賀状の処分方法は、使われている紙の種類によって異なります。
普通紙を使用した年賀状は、紙とインクのみなので資源ごみとしてリサイクルできます。
しかし、最近は家庭で作成する場合でも写真をプリントする場合が多く、インクジェット紙を使用した年賀状が増えてきていますね。
実はインクジェット紙は印刷面がプリントに適した素材に加工されていて、リサイクルすることができません。
インクジェット紙は可燃ごみとして出しましょう。
また、印刷業者など、お店で作ってもらった年賀状は普通紙の年賀状よりも厚手になっていますね。
このタイプの年賀状は、普通紙に写真プリント紙を張り合わせた2枚構造になっている為、インクジェット紙と同様リサイクルすることができないのです。
このタイプも可燃ごみとして出しましょう。
年賀状の処分方法についてまとめると
・普通紙を使用した年賀状:資源ごみ
・インクジェット紙を使用した年賀状:可燃ごみ
・店頭でプリントを頼んだ厚手の年賀状:可燃ごみ
このようになります。
処分する場合は、処分方法をきちんと守って出しましょうね。
【写真・住所】気になる個人情報の処理方法は?
年賀状の処分方法はわかりましたが、やっぱり気になるのは個人情報の取り扱い方法ですよね。
年賀状に乗っている個人情報と言えば、自分と送り主の住所、氏名、そして場合によっては顔写真まで……。
悪用しようと思えばできてしまうほど、十分な量の個人情報です。
その為、処分する際は個人情報がわからないように、きっちり隠してごみに出しましょう。
個人情報の処理方法をいくつかご紹介していきます。
1 シュレッダーで裁断する
個人情報を保護する意識が広がってから、家庭でも簡易シュレッダーを使用している方が増えてきているのではないでしょうか。
年賀状もシュレッダーで裁断してから可燃ごみに出せば安心です。
シュレッダーの良いところは、写真付きでも確実に処理できてしまうところですね。
シュレッダーがなければ、手で破ったり、ハサミで切ったりしても同じ効果がありますが、枚数が多いとかなりの重労働になってしまいます。
普段の郵便物でも使用できますし、手動のものは1000円未満でも購入できるので、一家に一台あると重宝しますよ。
裁断後のごみは、外から見えない袋に入れてから可燃ごみとして出すと、より確実に個人情報が守れます。
2 保護スタンプを使用する
住所や名前を手軽に隠すなら、個人情報保護スタンプを使用してみてはいかがでしょうか。
スタンプ面がモザイクのような不規則な柄になっており、文字の上に押すと、書かれていた文字が見えなくなります。
最近は100円ショップでも購入することができるので、普段は使わなくても勿体なくないですね。
より作業が楽なローラータイプも販売されているので、ご自身に合ったものを使用してください。
3 ガムテープでぐるぐる巻きにする
枚数が多くて一枚一枚シュレッダーにかけたり、スタンプを押すのは面倒、という方にはこの方法がおすすめです。
やり方は、年賀状をまとめて、年賀状が見えなくなるまでガムテープでぐるぐる巻くだけです。
紙製だとはがれてしまうので、布製のガムテープを使用してください。
巻いた後は、中の見えない袋に入れてから可燃ごみに出せば、安全に処分できますよ。
まとめ
今回は年賀状の適切な処分方法についてご紹介しました。
毎年処分に困っていた年賀状も、ご紹介した方法なら簡単に処分できますね。
年賀状の保管は2年まで、などマイルールを決めると気持ち的にもスッキリと断捨離できそうです。
個人情報の取り扱いに気をつけて、正しく処分しましょう!
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