羽田空港国際線旅客ターミナルにある新名所『はねだ日本橋』は、江戸の日本橋をモデルにおよそ半分のサイズの日本橋が羽田空港に作られました。
はねだ日本橋からその一帯がまるで昔の江戸にタイムスリップしたかのような情緒あふれる街並みは、忠実に再現されています。
これまでは羽田空港は飛行機を利用する人が行くというイメージだったのですが、『はねだ日本橋』ができてからは、ちょこっと羽田空港へ遊びに行くような感覚で行けるようになったと思います。
そんな旅の玄関口である羽田空港は見所満点です。
『はねだ日本橋』について
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『はねだ日本橋』とは
はねだ日本橋は旅への架け橋をコンセプトに、2014年羽田空港国際線旅客ターミナルに作られました。
奈良県吉野産の総檜造りで、幅・長さとも19世紀前半当時の日本橋のおよそ半分のサイズで復元されています。
19世紀前半当時の日本橋は全長約51mで、はねだ日本橋はその半分の25mです。
かつて東海道の旅の起点であった日本橋は、江戸の中心にある橋として人々に愛された橋でした。
橋には「旅たちは 昔も今も 日本橋」と書かれた看板があり、現代の空の旅の出発点である羽田空港とかけてここに作ったのが理解できます。
緩やかなカーブの日本橋はターミナルの遠くから見ても存在感があります。
近くから見ると、つくりがかなりしっかりしていて、忠実に再現しているのが見受けられます。
また、壁面の「江戸図屏風」は国立歴史民俗博物館所蔵のレプリカで、江戸の名所を取り上げ、その賑わいの様子が陶板壁画に表現されています。
『はねだ日本橋』はどこにある?

はねだ日本橋は、羽田空港国際線旅客ターミナルの4階から5階にわたってあります。
国際線旅客ターミナルの出国手続き前にあるエスカレーターで5階に上がるとはねだ日本橋の「お祭り広場」があり、そこを通って『はねだ日本橋』へ行くのがおすすめの行き方です。
そこから4階の方へ下って行くのが良いと思います。ちなみに5階の「お祭り広場」には、お祭りのやぐらと提灯、そして赤い番傘と腰掛けがあり、まるで江戸にタイムスリップしたかのような感覚です。
「江戸の街並みを再現!「江戸小路」で日本文化を堪能しよう

『はねだ日本橋』周辺にも江戸の街並みが感じられるエリアがあります。
4階にある「江戸小路」は、日本式工法を追求して再現し、日本の文化と伝統技術を伝えることを目的としており、本物の江戸の町並のようなつくりになっています。
ここにはお寿司、天ぷら、焼鳥、うどん、ラーメン、焼肉などの日本食や和カフェなど日本料理やスイーツを味わえるレストランやカフェがたくさん揃っています。
都内で有名なレストラン「つるとんたん」、「らーめん せたが屋」、「焼肉チャンピオン」などの人気店もあります。
それ以外にもお手頃価格で食べれる「吉野家」もあります!
和カフェでおすすめはやはり「茶寮 伊藤園」です。
抹茶やお茶などのドリンクや、抹茶ソフトクリームやあんみつなどの甘味を食べることができます。
日本伝統の茶文化を存分に味わうことができます。
レストランやカフェ以外にも、お土産を販売しているお店も多くあります。
江戸切子や有田焼など日本の伝統工芸品や、和コスメなど日本の良いモノを厳選して置いてあるので、日本人でも知らないものばかりですごく楽しいですよ。
モノ以外にも、日本全国の地域の名産品も幅広く売っているので、お土産を買ったりするのにおすすめです。
新たな日本を発見できるかもしれません!
まとめ

羽田空港国際線旅客ターミナルは、はねだ日本橋や江戸小路など「これぞ日本!」という雰囲気を一気に感じ取れる空間です。
空港を利用する際にちょこっと見るだけじゃ勿体ないくらい、羽田空港国際線旅客ターミナルは見所たくさんです。
私はいつも飛行機に乗る前、時間がなくてささっとしか見れず、毎回少しづつちょこちょこ見ているので、もっとゆっくりみたいなと思うほど魅力的な空間です。
ぜひ1つの観光地として、美しいはねだ日本橋と、厳選された日本の食と工芸品を味わえる羽田空港に行ってみてくださいね。
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