お正月になると、街中で門松を見かけることが多くなります。
お正月にしか見られない門松ですが、街中で見ても素通りしてしまいがちですよね。
私もその一人ですが…
門松を置く意味、なぜ竹が3本なのか。
知りたくないですか?
門松には、ちゃんと意味があるんです♪
門松の由来、飾る意味とは?簡単・分かりやすく解説!
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◆門松の由来◆
門松は竹や松でできた正月飾りで、お家の門などに立てて飾るものです。
『松飾り』、『立松』ともいわれていて、年神様が迷うことなくお家に来られるように目印になるものです。
年神様とは、お正月にやってくる幸せをもたらしてくれる神様のことです♪
樹木には神様が宿ると考えられていました。
その中でも松は、『祀る』につながる樹木であることから、めでたい樹木としてお正月に使われるようになったといわれています。
門松は平安時代後期に、初めて文献に登場しています。
その当時は松だけを飾っていた、と文献には記されているようです。
門松の先端部分は、斜めに切られた『そぎ』と、真横に切られた『寸胴』と呼ばれるものが2種類あります。
切り口が笑っていように見えることから、『笑う門には福来る』という意味もあるそうです♪
◆門松には2種類ある◆
門松は2つ並んでいますよね?
実は、ちゃんとした意味があるんです!
片方は黒松で『雄松』、もう片方が赤松で『雌松』と呼ばれています。
黒松は黒っぽい松で、葉っぱが硬く、太くて長いのが特徴です。
赤松は赤っぽい松で、葉っぱが柔らかく、短くて細いのが特徴になっています。
並べ方としては、左側に『雄松』、右側に『雌松』を置くのが一般的な置き方です。
現在では、赤松はほとんど使わず、黒松だけが主流になっているようです。
◆門松を飾る意味◆
上の方ですでに書いてしまいましたが、簡単に説明すると…
年神様が、迷うことなくお家に来られるようにと目印として置いておくものですね♪
◆松が使われる理由◆
松は『永遠のシンボル』という意味合いがあります♪
『松』を『待つ』とかけて、
年神様を待つもの=門松 として使われています。
今ではあまり見かけないようですが、根が付いたままの松を白和紙で包んで、赤と金の水引きをかけて飾っている地域もあるようです。
現在では、様々な木材が使われるようになり、竹が一番目立つようになったそうです。
門松になぜ竹がつかわれるの?3本の理由とは?
門松の竹の長さの比率が、7:5:3になっています。
裾に巻かれた荒縄の巻の回数は、下7回:中5回:上3回。
一番長い竹と7回巻かれた荒縄は、男性を意味し、
一番短い竹と3回巻かれた荒縄は、女性を、それぞれ意味しています。
真ん中の竹と5回巻いた荒縄は、仲を取り持つという縁起のいいもので
2で割ることができない、おめでたい数
という意味で、3本の竹と長さの比率が成り立っています。
まとめ
いかかでしたか?
門松には、深い意味があるんですね♪
とても縁起のいいものです。
お家で門松を飾ったことがないのですが、福を呼ぶために、飾ってみようかなと思った今日この頃…
福を呼びたいなら門松を飾りましょう♪
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