みかんの皮を食べたことはありますか?
実の部分を食べて、皮は捨てがちですよね。
そんなみかんの皮ですが、実は栄養がたくさん含まれているんです♪
みかんは、皮ごと食べても美味しいんです♪
今回は、みかんの皮についてまとめてみました。
Contents
みかんの皮に含まれる栄養素は?
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みかんの皮には、『β-クリプトサキン』と呼ばれるものが含まれています。
柑橘系の果物に含まれる橙色の色素で、カロテノイドの一部です。
柑橘系の果物の中で、温州みかんの皮に多く含まれているとされていて体にいい効果がたくさんあります♪
皮を食べることで免疫力が上がり、発がん性物質から体を守ってくれます。
抗酸化力が高いといわれているカロテノイドの仲間である、β-カロテンの5倍も効果があるとされています♪
血糖値を正常に保つ働きがあって、糖尿病の進行を抑える効果があります。
脂肪細胞の成長を抑えてくれるので、メタボリックシンドロームの予防にもなります。
ただし、欠点としては飲酒や喫煙をすることで、β-クリプトサキンは減少してしまいます…
効率よく取り入れたいのなら、お酒やたばこと同時に取らない方がいいでしょう。
◆ビタミンC◆
実の3倍も含まれています。
抗酸化作用があるので、抵抗力を高めて風邪予防になります。
コラーゲンの生成を助けて、皮膚の健康を保ったり、メラニン色素の生成を抑える働きがあります。
肌荒れ予防やシミ対策に効果的です♪
◆ヘスペリジン◆
ポリフェノールの一種で、皮や筋に多く含まれています。
体温を上げたり、体内に取り入れたビタミンCを壊れにくくする働きがあります。
毛細血管を強化して、血流を良くしてくれます。
冷え性にも効果的で、コレステロール値の改善や、アレルギーが出るのを防ぐ効果もあるんです♪
◆ペクチン◆
水溶性食物繊維で、筋に多く含まれています。
コレステロールや糖分の吸収を抑える効果があり、血糖値の上昇を抑えてくれます。
整腸作用があり老廃物を出してくれるので、
吹き出物などの予防にも効果が期待できます♪
シミたるみを防いでくれるため、女性には嬉しいい栄養素ですね♪
そのほかにも、利尿作用のあるカリウムや、疲労回復に効果的なクエン酸。
コレステロール値を抑えてくれるテレビン油なども含まれています。
みかんの皮には、たくさんの栄養素があるんですね♪
みかんの皮を食べる前に注意すべきこと
お店に売られているみかんの皮には、農薬がついていることがあります。
気になるときは、念のためお湯で洗うことをお勧めします。
外国産などは農薬が強い場合があるので、粗塩をすりこむようにして洗うと効果的です。
安全性を考えるのなら、無農薬ときちんと表示されたみかんを買うほうがいいでしょう。
みかんの皮はそのまま食べるの?効果的な食べ方は?
みかんの皮は『陣皮』という、漢方薬としても使われています。
皮を天日干しにして乾燥させ、砕いてお湯を注いで飲んだりすることができます。
また、新鮮な皮にははちみつなどを加えて飲むと、風邪予防や弱った胃を保護してくれる役割もしてれます♪
マーマレード
皮を洗って刻み、砂糖を入れて加熱してジャムにします。
パンにつけたり、ヨーグルトに混ぜて食べるなど使い道はいろいろあります♪
みかん鍋
山口県周防大島の郷土料理で、魚介類とみかんを丸ごと入れた鍋です。
焼いたみかんを鍋に入れて、みかんはそのまま食べます。
みかんを入れることで、魚介類の臭みが消えるといわれています♪
みかんのふりかけ
陣皮をすり鉢ですって粉末状にします。
粉末状にした陣皮を、ごはんやみそ汁などに入れて食べると、みかんの甘い香りが食欲を増進させて、体の抵抗力を高めてくれます。
ショウガや一味唐辛子などとブレンドさせれば、自分好みのオリジナルふりかけを作ることができます♪
まとめ
みかんの皮には、体にいい栄養素がたくさん含まれていることがわかりました。
コレステロール値を下げたり、シミしわを予防したり…
体にもたらす良い影響がたくさんあります♪
食べても損はしませんよね♪
みかんの皮の効果的な食べ方も紹介しているので、お試しあれ♪
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