冬を代表する果物といえば、みかんが思い浮かびます。
甘酸っぱくておいしいですよね♪
一度食べ始めると、食べる手がなかなか止まらなくなってしまいます…
みかんを食べるときに、おじいちゃんから言われていたことがありました。
白い皮は消化に悪いから、取ってから食べてね、と。
あるところでは、栄養があるからそのまま食べた方がいい、といわれたり…
私は特に気にせず白い皮ごと食べていたのですが、実際にこの白い皮にはどのような栄養効果があるのでしょうか?
みかんの白い皮について、調べてみました♪
みかんの白い皮・スジは食べるべき?
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みかんの白い皮やスジには『ペクチン』と呼ばれる、食物繊維がたくさん含まれているといわれています。
腸内環境を整えてくれるので、便意などを解消してくれる効果があります♪
白いスジに含まれる『ヘスペリジン』には、ビタミン様作用物質というものが含まれています。
毛細血管を強くして、ビタミンCと一緒に血圧の上昇を抑えてくれる効果があります♪
『ビタミン様作用物質』とは、ビタミンと同じような働きをする物質のことです。
ビタミンと呼ばれる物質は、現時点で13種類あるとされています。
このビタミン様作用物質は、体内で一部作られていて、物質を取り入れなくても欠乏症などを起こさないようになっています。
ビタミンの定義からずれてはいますが、取り入れても損はしない万能な物質です♪
上記のことから、みかんの白い皮・スジは食べるべきでしょう♪
みかんの白い皮・スジに含まれる栄養は?
みかんの皮をむいたときに出てくる白いスジは、『アルベド』と呼ばれています。
みかん全体に栄養や水分を運ぶ管の役割をしていて、この管があるおかげで、みかんはみずみずしくて美味しいのです♪
また、この白いスジにはたくさんの栄養が含まれていて、果肉よりも栄養があるといわれています。
◆白い皮・スジに含まれる栄養物質◆
ペクチン
皮やスジに含まれている栄養物質で、食物繊維の一種です。
果肉にも含まれていますが、この白い皮ごと食べることで、果肉の4倍も摂取することができるんです!
ペクチンの特徴は、水分と混ざると膨らむことです。
体内の余分なものを吸収してくれるので、便秘を解消してくれる効果もあり、デトックス効果も抜群です♪
また腸内に運ばれてビフィズス菌のえさになって、善玉菌を増やしてくれます♪
悪玉菌を減らしてくれるので、おなかの調子を整えてくれる作用があります。
中性脂肪を形成するアミラーゼの働きを抑えてくれるので、肥満の予防にも効果的です。
コレステロール値を下げる効果もあり、動脈硬化や高血圧の予防にもなりますね♪
便秘解消にもなるので、特に女性には嬉しい効果でしょう♪
ヘスペリジン
ポリフェノールの一種でビタミンPの一つとされていて、スジには果肉の300倍も多く含まれています。
みかんにはたくさんのビタミンCが含まれていますよね♪
風邪を予防したり、シミやシワを予防してくれる…
アンチエイジング効果のある大事な栄養素です♪
ビタミンCは熱や水に弱く、壊れやすい性質があります。
加熱して食べるより、生で食べた方が栄養が取れるものってありますよね?
みかんは加熱しなくても食べられるものなので、ビタミンCをたくさん摂取することができてしまいます♪
その体に取り込んだビタミンCを壊れにくくしてくれるのがヘスペリジンです。
皮やスジを食べることで、みかんに含まれるビタミンCを効率よく吸収ることができます♪
ヘスペリジンがビタミンCと働くことで、毛細血管を強くしたり、ウイルスから体を守ってくれます。
血液中のコレステロール値を減らしてくれる効果もあるので、血の流れを良くして、高血圧を抑えてくれる効果も期待できます♪
またアレルギー物質が出てくるのを抑え、花粉症などの症状を和らげることができるんです!
皮やスジには、これだけたくさんの効果があります♪
まとめ
いかがでしたか?
みかんの皮やスジには、たくさんの栄養効果があることがわかりましたね♪
美容にもいいのなら、捨てずに食べるのがお得です♪
もし捨てている人がいたら、こんなに栄養あるんだよ!
と教えてあげてくださいね♪
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