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【ロジカル調理とは?】美味しい塩分の計算方法♬

こんにちは。
最近、お金がなくてお弁当を作って職場に持っていくようになったOLのまるです。
お弁当のレシピを調べるなかで「ロジカル調理」なんて言葉を聞くようになりました。

「調理ってセンスじゃないの!?」
「そもそもロジカルな調理ってどういうこと!?」
と、私と同じ疑問を抱いたあなたのために「ロジカル調理」とはなんぞや?を探っていきたいと思います!

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ロジカルとは?

「ロジカル調理」
あまり聞きなれない言葉ですよね。

そもそも「ロジカル」ってなんでしょうか?
最近、ロジカル・シンキングとかいろいろな言葉を耳にしますが、どういう意味でしたっけ?
ぱっと説明のできないので、辞書を引いてみました。

ロジカル〔logical〕:論理的な

うーん。ちょっとまだよくわからないですね。
デジタル大辞泉によると「論理的」というのはきちんと道筋を立てて考えるさまのことを言います。
つまり、最近よく聞く「ロジカル・シンキング」は、きちんと道筋を立てた考え方や説明の仕方のことを意味します。
どうでしょうか。「ロジカル調理」の意味に近づけましたか?

ロジカル調理とは?

先ほど、ロジカルの意味はきちんと道筋を立てて考えるさまだと説明しました。
では、ロジカル調理とはなんでしょうか。ちょっとここで、あなたが普段料理をするときのことを思い出してください。

「塩、少々。」自分の匙加減で入れていますか?
私は料理初心者です。
お弁当を作るようになって、あらゆるレシピに「塩、少々」や「醤油はお好みの量で!」と書いてあり、

みりぃ
みりぃ
少々ってなに!?お好みって書いてあったから入れたのに味が濃いよ!

といった場面がよくありました。
いわゆる調理のセンスとやらが私にはなかったようです。

初心者にとって「少々」「お好みの量」はもはや天敵ワードです。
そんな私(もしかしたらあなたにも)の救世主が「ロジカル調理」です。

なんだか料理がおいしくできない。どこかパンチが足りない
そんなお悩みを抱えるあなたも科学的根拠に基づいた方法で必ずおいしいごはんが作れるとしたら…?
あなたはそんな方法、知りたくありませんか?

もともと「ロジカル調理」という言葉は管理栄養士の前田量子さんの出したレシピ本「誰でも1回で味が決まるロジカル調理」が話題となり広まったワードです。

前田量子さんは本の中で、いまいち料理ができない人に向けて調理科学に則った作り方を試してほしいと言っています。

ところで、調理「科学」と聞いて身構えたあなた、落ち着いてください。
私も身構えました。なにせ学生時代、科学はテストの赤点経験あり プラス 最近判明した料理センスのなさ=絶望。
しかし、前田先生はこんな私にもできる簡単な方法を教えてくれています。

野菜を水からゆでるのか、お湯からゆでるのかとか、万人がおいしく感じる塩分濃度など科学的根拠を知っていれば誰でもおいしく料理を作るコツを教えてくれます。
次の章では、そんなコツの一例を紹介していきます。

ロジカルクッキング、美味しい塩分の計算方法

調理科学に基づいた作り方。今までの私の小話を聞いてご存じだと思いますが、こんな私でも実践できて、おいしく料理ができました。
ここでは豚の生姜焼きと塩分の計算方法を紹介するので、皆さんもぜひ試してみてください。

料理の基本になる!おいしい塩分の計算方法

人間がおいしいと感じる塩分濃度って何%だと思いますか?
正解は、体液とほぼ同じである1%です。
お肉100gに対し、塩1g。

まずはこれを覚えておきましょう!
これさえ覚えておけば、レシピ通りの量の材料がなくても、味付けを自分で調整できます。
レシピに「塩、少々」がでてきてももう怖くないです!!

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ロジカル調理で豚の生姜焼きをつくってみよう!

おいしくつくるコツはたったの3つだけです。

1. 下味に漬けこまないこと!

えっ…。今まで下味をつけこんで、つけこんで、さらにつけこんで作っていました。

実は、調理科学的には下味につけこまないのが正解です。
なぜなら、たれに含まれる塩分が浸透圧によって肉の水分が奪われてお肉は固くなるからです。

そんな生姜焼きは仕上がりもぱさぱさ。焼いてから調味料を絡めるだけで味はつきます。
たしかに、私が漬け込んだ生姜焼きはいつも固かったです。塩分の浸透圧なんて考えたことなかったです…。

2. 焼けたお肉を取り出さないこと!

生姜焼き用のお肉を広げると大きいフライパンでも3枚ほどしか入りません。
ですが、焼けたお肉からお皿に取り出してしまうと冷めてかたくなってしまいます。
フライパンのなかで、焼けたお肉をあとから焼くお肉のうえに重ねていくと低温の蒸し焼きによって保温状態になるため焼きムラがなく、お肉もかたくなりにくくなります。

3. 1:1:1!

しょうゆ:みりん:酒の割合です。
そう!味付け!調味料もさきほどお伝えした塩分濃度1%で。
お肉の量が250gなら各調味料は大さじ1にしてください。
また、調味料を加熱中に入れると調味料がすぐに蒸発してしまうため、火を止めてから加えて、混ぜて、再び火をかけて混ぜましょう

まとめ

いかがでしたか?
料理の公式を知り、たくさん実践することで今よりもっとおいしい料理をつくることができるようになるでしょう。
私も明日、早起きしてお弁当のおかずをロジカル調理の公式を実践してみたいと思います。私と一緒に頑張りましょう!

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