福岡県柳川市にある北原白秋のふるさとで有名な『水郷柳川』。
博多の繁華街・西鉄福岡(天神)駅から電車でおよそ50分で福岡の自然豊かな風景を味わうことができます。
旧柳川藩主時代の城下町の風情が残る水郷柳川では、そのお堀を舟で巡る「川下り」が有名です。
夏と冬で違った風景の川下りを体感することができます。
また、「北原白秋記念館」も見所の一つ。
北原白秋の偉業と、水郷柳川の歴史を振り返ることができます。
旅のシメには、名物「うなぎのせいろ蒸し」がおすすめ!
そんな水郷柳川を紹介します♪
定番体験!水郷柳川の川下り
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水郷柳川で絶対にやっておきたいのが「水郷柳川の川下り」です。
約410年前城下町を形成するために人工的に堀を掘って、治水・利水のための水利体系が整備されました。
柳川の川下りはお堀めぐりです。
船に乗って城下町の風情ある景色を眺めることができます。
狭いところを通ったり、橋の下を通ったり、普段味わえない体験でアクティブな観光はとても楽しいですよ。
およそ1時間にわたっての川下りで、川下りの間は船頭が色々と説明してくれるのでとても勉強になります。
川下りはいくつかの会社が運営していますが、おすすめは乗り場が西鉄柳川駅から一番近い「水郷柳川観光」です。
下船後は乗船したところまで無料で送迎バスが20分から30分間隔で運行しているので、帰りはそれに乗ると元の場所に戻ることができます。
夏の川下りは日差しが強いですが、涼しい風が吹き気持ちの良い川下りをすることができます。
もちろん、冬場でも川下りはやっています。
毎年12月から2月の冬場は、船の上にこたつを乗せた「こたつ船」で運行しています。
靴は脱ぐのですが、こたつでぽかぽか暖かいので、寒い日でも安心です。
運営時間と料金・割引クーポンについて
水郷柳川観光の川下り運営時間は、一般乗船の場合9:00~16:30になります。
受付後は最大30分以内に随時発船するので、その場で受付をしてすぐに乗ることができます。
川下りの料金ですが、
乗合船だと大人1,500円(中学生以上)、小人800円(5歳~小学生)で5歳未満は大人1名につき1名まで無料になります。
水郷柳川観光ではホームページからおトクなクーポン券を発行しています。
クーポン券のページを印刷して持って行くと、料金が10%割引になるので、ぜひ利用してくださいね。
水郷柳川の歴史と日本近代文学について学べる!北原白秋記念館
水郷柳川は川下りのイメージが強いですが、それ以外にも、詩人・北原白秋のふるさととしても有名なので「北原白秋記念館」も押さえておきたい所です。
北原白秋は20世紀・日本の近代文学において偉業を成し遂げた人物です。
北原白秋記念館では、1階は水郷柳川の歴史民俗、2階は北原白秋の生い立ちと偉業が展示されており、貴重な資料を見ることができます。
不定期でイベントもやっているので、行く際はホームページなどで確認してみてくださいね。
また、北原白秋記念館の外観は柳川特有の「なまこ壁」の土蔵造りで作られており、水郷柳川の雰囲気を存分に味わうことができます。
展示物もとても興味深いものばかりですが、私のおすすめは記念館で買えるお酒です。
造り酒屋だった北原家の銘酒・純米吟醸の「潮」と、白秋が愛したお酒・大吟醸と純米吟醸「菊美人」です。
「潮」はやや辛口ですがコクがあり、「菊美人」はフルーティで飲みやすいですよ。
ここでしか買えないものなので、お酒好きの方はぜひお土産にすると良いと思います。
柳川のおすすめグルメ
柳川でおすすめのグルメは、名物「うなぎのせいろ蒸し」です。
柳川には名物が食べれるいくつかのお店がありますが、中でもおすすめのお店は「元祖本吉屋」、「若松屋」、「御花」です。
私が行ったのは江戸時代から続く老舗「元祖本吉屋」です。
外観は料亭のような趣のある作りで、中に入るとこれぞ日本というような木造づくりで温かみのある店内です。
ふわふわのうなぎと甘辛いタレと錦糸卵のコラボがとっても美味しいです。
うなぎの蒲焼と違ってうなぎのせいろ蒸しは、二度蒸すことでよりふわふわの食感になるんだそう。
江戸時代から続く変わらない製法で作られたうなぎのせいろ蒸しは、ランチや夕食におすすめです!
まとめ
博多からもアクセスしやすい水郷柳川は、定番の川下りはもちろん、北原白秋記念館やうなぎのせいろ蒸しなど見所満点です。
1日あれば十分に楽しめるので、天気の良い日に福岡の情緒あふれる昔ながらの景色をぜひ味わってみてください。
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