東京で安産祈願といえば、水天宮・代々木八幡宮・亀戸天神社・日枝神社などいろいろありますが、東京五社の一つで由緒ある大國魂神社もおすすめです!
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Contents
安産祈願、戌の日とは?
安産祈願
妊娠5ヶ月目の戌の日に、無事出産ができるよう神社に参拝し、安産帯をお祓いします。
戌の日カレンダーhttp://www.inujirushi.co.jp/calendar/
参拝する場所は、氏神様や安産祈願の御利益があるとされる神社などです。
★ただし妊娠5カ月の戌の日に必ずしなければならない訳ではありません。
体調の良い日をみはからって、参拝客が少ないであろう平日やあえて戌の日とズラすという方もいます。
なぜ戌の日にするの?
十二支の『戌(いぬ)』にあたる日を『戌の日』といいます。
十二支の中でも、犬は多産でお産が軽いという理由から安産の守り神として古くより知られています。
安産の象徴である犬にあやかって、妊婦・赤ちゃんの無事を祈るようになったのです。
大國魂神社で安産祈願をしよう!
受付
本殿右にある建物内に受付場所があります。
所定の用紙に名前、住所、電話番号を記入して提出し、初穂料を納めます。
この時に安産帯も預けます。
受付が無事終わると整理番号が押された紙と、小忌衣(おみごろも)が渡されます。
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小忌衣はタスキのようなものでご祈祷を受ける人が着用します。
受付時間
9時00分~16時00分
個人で行く場合は予約不要です。
神事や結婚式がある時間帯は御祈祷ができないのでかなりの待ち時間が予想されます。
事前に問い合わせてみると良いでしょう。
結婚式のある時間や何時に行けば待ち時間が少ないかなど教えてもらえます。
初穂料
5,000円〜
(一般的には5,000円、10,000円のようです)
一般的にはのし袋(金封)に入れて渡すしきたりがありますが、のし袋に包まず財布からそのまま出している方も多かったです。
安産帯
さらしタイプの腹帯が2000円で販売されています。
持ち込みの腹帯でも大丈夫です。
私はこのタイプのものを持ち込みましたが、箱から出さなくて良いと言われたので箱に入ったまま受付に提出しました。
服装
かしこまった服で行く必要はありません。
ワンピースが無難かと思いますが、体に負担のかからない服装で大丈夫です。
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安産祈願 御祈祷の流れ
最初に10組が呼ばれたので、ギリギリ第一弾の9:00にご祈祷してもらうことができました。
・番号が呼ばれたら拝殿へ移動。
この時に受付で渡された小忌衣(タスキのようなもの)を着用しておきます。
祈祷してもらう人が先頭で入り、後に家族が入ります。
・拝殿内の祭壇に向かって座る
私が行った時は戌の日なだけあってほとんどの方が妊婦で、
と言われたので正座ではなく足を少し崩して座りました。
・祝詞がよまれる
(神聖な場なので、静かな気持ちでご祈祷を受けます。)
・一人一人の名前と住所が読み上げられます
・玉串奉奠
・授与品を受け取る
玉串奉奠のやり方
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御祈祷を受ける人は玉串の奉奠をおこないます。
玉串を胸の高さに持って神前に進み、玉串に御祈念を込め、根元を御神前に向け台の上にお供えします。
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玉串奉奠のやり方を知らなくても、その場で教えてくれるので心配いりません。
むしろ知っている人はいない?のでみんな横目でチラチラ確認しながら行っていました。
参拝作法
二礼二拍手一礼です。
礼をする時は無理のない程度に頭を深く下げます。
↑
こちらもその場で説明してもらえるので心配いりません。
授与品
すべて終われば授与品をいただいて終了です。
中にはお札、お供え物(米、お菓子)、御神酒、お守り、預けた安産帯が入っていました。
お札には名前が書かれているので、その場で間違いがないか確認します。
安産帯と一緒に、印を押された布(お守り?)が入っているので、安産帯に自分で縫い付けます。
(縫い付け方の説明書きも同封されています。)
久々の裁縫で不器用さが前面に出てしまいましたが、気持ちは込めたので大丈夫でしょう。
お供えものは神様からの頂き物なので、家族で食べて良いそうです。
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お札のまつり方
お札は神棚に祀ります。
神棚がない場合は、家族の集まる場所で南向きか東向きの目線より少し上に祀ります。
(タンスの上など)
祀る際は半紙を敷いてから祀りましょう。
この場所も無理なら、清潔な場所で祀るのが良いそうです。
安産祈願が終わったら宮乃咩神社でお参りしよう!
宮乃咩神社は安産の神様で、源頼朝の妻、北条政子の安産祈願を行ったことで知られています。
ここでは底に穴が開いたひしゃくを奉納します。
柄杓の初穂料は1500円です。
穴が開いた柄杓から水がサラサラと流れるように、お産も軽くなるよう願います。
また祈祷待合室の裏手には、お参りすると産後の回復に良いといわれる銀杏の御神木があるので、そちらも見ておくことをおすすめします。
まとめ
一般的な決まり事はいろいろありますが、体調を優先するのが1番なので無理せず、体調の良い日に行ってくださいね。
大國魂神社は歴史ある神社です。
安産祈願だけでなく、体調がよければ神社内をまわってみるのもおススメです。
美しいケヤキ並木に、きっと心が落ち着くことでしょう。
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