「ごぼう」は体にもいいし、美容にもいい、なんといっても便秘に効く・・・となるとこれは女性の味方ですよね!
そのごぼうに「新ごぼう」って種類があるのってご存じですか?
実は今日、スーパーで売られいて、店員さんに勧められて買ってみました。
「初めて見ました」とも言いずらく、つい「以前から知ってます」顔で買ってしまいましたが、これって普通のごぼうとおなじように調理すればいいのでしょうか?
普通のごぼうと何が違うのでしょうか?
そんな『ごぼう』と『新ごぼう』についてまとめてみました!
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Contents
新ごぼうが採れる時期は?どんな栄養素が含まれているの?
いつもスーパーにある一般的なごぼうの収穫時期はいつかというと、秋の終わりに植えられ、収穫は次の年の冬頃。
約1年経過してから収穫されます。
新ごぼうはというと、植える時期は普通のごぼうと同じ秋の終わり頃なのですが、収穫時期が異なり、新の方は春から初夏にかけて早取りをしてしまいます。
そのため、まだ柔らかく、香りもよく、初夏に収穫されることから、「夏ごぼう」とも呼ばれたりしています。
「新ごぼう」の栄養素は?
栄養素は新ごぼうも普通のごぼうも変わりないので安心です。
なんといっても有名な栄養素は「食物繊維」。
女性は敏感になってしまう栄養素ですが、中でも水溶性の食物繊維(イヌリン)が多いことから、便を柔らかくしてくれる働きがあります。
また、ビタミン類はあまり含まれていませんが、腎臓の機能を向上させる成分があったり、尿や便など体内の不要な毒素をお掃除してくれる成分などもあるので、ごぼうは栄養素面からみても、女性には、いえ、男性にも体を健康にしてくれる万能野菜と言えるでしょう。
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新ごぼうの皮は剥く?下処理方法
ごぼうの皮は土が付いていることも多いので、よく土を洗い落として、今までは包丁の背の部分でそぎ落としてから、料理をしていました。
見た目の白さを求めるあまり、ピーラーなどでごっそり剥いてしまう方もいらっしゃいますが、実はごぼうは皮の周りに栄養や香りが多く含まれているのです。
だから皮を剥いてしまうのはもったいないんです。
皮の部分にはポリフェノールと呼ばれる栄養素が含まれています。
ポリフェノールはワインなどでもおなじみ、抗酸化作用があり、脂肪を燃焼してくれる作用もあるので、ぜひ好んで取りたいところ。
新ごぼう独特の香ばしい独特の?香りもなくなってしまうので、皮の剥きすぎには気を付けて、せっかくの栄養素をうまく体に取り入れられるといいですね。
では新ごぼうの下処理方法は何をすればいいのでしょう?
普通のごぼうの場合は、何らかの切り方で切った後、いつもしばらく酢水に入れ、「アク」抜きをしていました。
新ごぼうも下処理は同じ方法でいいのですが、実はその方法が違うのです。
双方とも酢水にしばらくつけてしまうと、せっかくの主成分ポリフェノールが流れてしまいます。
これはもったいないです。
ポリフェノールが出ないようにするためにも、水や酢水につけるのは10秒程度。
あとはさっと水で流して終了です。
茶色い色にこだわる方はその方法で、もしくはこだわらない方はあく抜きは特には必要ありません。
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新ごぼう 保存方法と保存期間
ここでは普通のごぼうの泥付きのもの、または普通のごぼうの洗ってあるものと新ごぼうに分けてみます。
普通のごぼうの泥付きの場合
ごぼうはもともと土の中で成長しますから、泥つきのものが長持ちします。
常温の場合はそのまま新聞紙にくるんで、暗い場所に立てて保管しておくと、約10日前後もちます。
普通のごぼうの洗ってある場合、または新ごぼうの場合
軽く濡らした新聞紙にくるみ、それをさらにポリ袋にくるんで、冷蔵庫保管しておくと約1週間前後もたせることができます。
ただし、新ごぼうはいい香りが特徴でもありますので、買ってからなるべく早めに調理することをお勧めします。
さらに長持ちさせる場合は?
双方の場合にもっと日持ちさせる方法があります。
ささがきにして、あく抜きをし、5分ほど茹でます。
それをよーく水けを切り、ラップやジップロップに入れて保管しておくと、約3週間前後持たせることができます。
一度に使い切らない場合は、この方法お勧めですよね。
しかも小分けしておけば、少しずつ使うことも可能です。
「新ごぼう」を活用しましょう!
せっかく新ごぼうを買ってみたら、いろいろな料理にチャレンジしましょう!
新ごぼうの特徴を活かしたものがいいでしょう。
★きんぴらごぼう
香りがさらに際立って美味しいに間違いない!
★お酒のおつまみにも合う、ごぼうサラダ
胡麻ドレッシングも合いますし、ヨーグルトで味付けも!
★みんな大好き、炊き込みご飯
春のお野菜と一緒にぜひ炊き込んでみてください。
炊飯器を開けた時からぷーんといい香りが!
まとめ
ごぼうの中にも「新ごぼう」があるなんて、全然知らず、買い物をしていました。
ごぼうは体にいいのは知っていましたが、あたらめてポリフェノールやら、滋養強壮やら、いろいろいい面があることにはあらためて驚きです。
どれも同じと思っていたごぼうですが、せっかくだったらそのシーズンに、その香りの良さと独特の食感を味わいたいですよね。
ごぼうのレシピもいろいろあるので、この春は新ごぼうを楽しみましょう!
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