チョコにも様々な種類がありますが、ホワイトチョコはとても美味しいですよね。
優しい甘さ、スッと繊細に口の中でとろける感じがたまりません。
好きな人も多いと思いますが、普通のチョコとはどう違うのか知っていますか?
ホワイトチョコが体に悪いとい言われていることもあります。どういうことでしょうか。
ホワイトチョコの作られる過程や原材料、普通のチョコとの比較を通してご紹介します。
スポンサーリンク
ホワイトチョコはなぜ白い?カカオ・カフェインの量は?
ホワイトチョコが白いのはなぜ?
実は、原材料は普通のチョコと同じなのです。
チョコは一般的に、カカオマス、ココアバター、砂糖、牛乳で作られています。
カカオマスとは、カカオ豆を発酵・焙煎させた後にペースト状にしたもので、これに砂糖や牛乳を入れ作られるのが普通のチョコです。
このカカオマスには、チョコ特有の苦みやコクがあります。
一方、ホワイトチョコはカカオ豆を焙煎した後、カカオ豆の表皮を取り除きます。
これにより、カカオマスとココアバター(脂肪分)の2つに分類され、ココアバターだけに砂糖や牛乳を入れて作られるのがホワイトチョコです。
ココアバターの色は、薄い黄色で、脱臭処理をすると白色になります。
カカオマスを使用しないことで、普通のチョコの色がつかず、苦みのないスッキリした味わいになるわけです。
カカオ豆の使用方法によって色が変わるということです。
ホワイトチョコには、カカオマスが使用されていないと分かりました。
カフェインは?
チョコには基本的にカフェインが含まれていますが、このカフェインはカカオマスに多く由来しています。
つまりカカオマスを使用しないので、ホワイトチョコは普通のチョコよりカフェインが少ないのです。
板チョコ1枚を約50gとして、普通のチョコには約10mgのカフェインが含まれていますが、ホワイトチョコには約2.5mgしか含まれていません。
さすがにカフェインゼロではないですが、普通のチョコより半分以下の量です。
また、コーヒー1杯分のカフェインが約90mgと言われているので、かなり少ない量であることが分かりますね。
|
スポンサーリンク
ホワイトチョコは本当に体に悪いのか?
これまでホワイトチョコの作られ方や、カフェインの量についてご紹介しました。
ホワイトチョコはカカオマスが使用されないから白色をしているということ、カフェインが普通のチョコよりも少ないことが分かりましたね。
特別体に悪いものでもなさそうですよね。
しかし、カカオマスが使用されないということは、ホワイトチョコにはポリフェノールがほとんど含まれないということになります。
ポリフェノールには抗酸化作用があり、ガンや動脈硬化を防止する効果があります。
ホワイトチョコには、これらの大切な健康効果が普通のチョコより少ないということですね。
では、カロリーはどうでしょうか。
板チョコ1枚を約50gとして、普通のチョコのカロリーが約280kcalです。
それに対して、ホワイトチョコは約300kcalです。
カロリーを気にする女性なら、普通のチョコのほうがオススメですね。
ポリフェノールが少なく、カロリーが高いという理由で、ホワイトチョコが体に悪いという噂があるのかもしれません。
では、ホワイトチョコを食べないほうがいいのか…?
そんなことはありません。
食べ方を工夫する!
ホワイトチョコも美味しいので、断食するのはツライですよね。
健康面では普通のチョコがオススメですが、ホワイトチョコにはカフェインが少ないです。
よって、カフェイン摂取による不眠や依存症状もより出にくいと言われています。
夕方以降食べるのはホワイトチョコにする、脂肪分が多いのでダイエット中にホワイトチョコは食べない、といったように、食べる時間帯や頻度を工夫すると良いでしょう。
まとめ
ホワイトチョコには加工しやすい長所があります。
イチゴチョコや抹茶チョコといった味のついたものは、実はホワイトチョコから加工されているのです。
普通のチョコよりも口どけが優しくて、甘いホワイトチョコ。
作られ方や原材料を正しく理解して、ストレスなく食べていけたらいいですよね。ぜひ参考にしてください。
|
スポンサーリンク